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マタニティ鍼灸 その2 つわり(悪阻)は大変 [マタニティ鍼灸]

患者さんは、妊娠11週に入りました。
11月下旬から先週(12月第1週目)は、本当につわり(悪阻)がつらかったそうです。

治療を受けた日は、3時間くらいぐっすり眠れて楽になるようです。

症状は、
食べると吐き気、えずく、咳が出る。
水分を取っても、気持ち悪くなる。
吐いて空腹になると、胃が痛くなる。
えずいたり、咳が出るので、胸や背中が痛くなる。
睡眠が浅い。
色んな匂いに敏感になったので、よくえずく。
ご飯の炊けるにおいやコーヒーのにおい、フードコートやスーパーもつらくなってきた。

などなど。

「えずく」というのは、咳をすることに似ていますが、気持ちが悪くなっていても吐くまではいかないで、むせているかんじでしょうか。
その患者さんは「オゲオゲ」「ゲホゲホ」「ウェっとなる」「えぐってなる」などと、表現されてました。
つらい状況ですね。
このつらさがピークで、今後はどんどん楽になると良いなぁ、と言っていました。

つわり(悪阻)は熱の偏りが出ている症状と言えますが、熱が偏る原因は身体の根本に強い冷えがあると推測できます。したがって、基本治療で身体の根本を温め、精気の虚を補います。
まだつらい症状が残るようなら、身体の一部に偏っている熱の症状を取り去る補助治療を適宜加えていきます。

治療そのものは順調ですので、体調は日ごとに良くなるだろうと思います。



※患者さんの全面協力の元、記事を掲載しています。








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