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マタニティ鍼灸 その10 7か月健診2 [マタニティ鍼灸]

前回からの続きです。
この超音波写真は、よく顔が写ってますね。
正確に言うと、顔面から頭部の骨でしょうか。
赤ちゃんの体重は、推定640gだそうです。

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7か月(週数は25w)で、平均値より少し軽めだそうですが、全く問題無いということでした。
最近は妊娠初期に比べて、よく歩くように心がけているとのこと。
鍼灸治療も下肢の疲労から、浮腫みが出ないようにしています。

よく歩いた時は、背骨(主に腰椎)や骨盤へ知熱灸をして疲れが残らないように治療しています。
ツボでいうと、督脈(とくみゃく)の命門(めいもん)穴や腰陽関(こしようかん)穴、懸枢(けんすう)穴などですし、ツボの名前はないけれど腰椎1番から5番の棘突起(きょくとっき)の脊際(せきさい)、仙骨の反応点に知熱灸を施します。
奇穴の十七椎下(じゅうななついか)穴や下極兪(かきょくゆ)穴、接骨(せっこつ)穴なども用います。


≪ツボ≫
命門(めいもん):腰椎2番と3番棘突起間

腰陽関(こしようかん):腰椎4番と5番棘突起間

懸枢(けんすう):腰椎1番と2番棘突起間


『知熱灸』について
知熱灸は、やや粗めの等級の艾(もぐさ)を1辺が1.5cmくらいの三角錐(四面体)に成型し、患者さんが熱感を感じたら合図してもらい、治療家が燃えている艾(もぐさ)を取り去るお灸の方法です。


妊婦さんの治療は刺さない鍼の『鍉鍼(ていしん)』を使用します。
※患者さんの全面協力の元、記事を掲載しています。



≪自宅でのセルフ灸≫
自宅での施灸を希望される方には、台座灸や筒灸、紙管灸などをお薦めしています。
紙筒の底面に糊(ノリ)がついているので、簡単にツボへくっつけることができます。
また、これらは手軽でやけどをしにくいのが特徴です。
もし熱すぎると感じたら、自分ですぐに取り除けます。
ただし、煙が多いのが気になるかもしれません。

商品名でいうと、株式会社山正の「長安灸」やセネファ株式会社の「せんねん灸」シリーズなどです。
まだ他にもお灸の製造会社や商品もあるので、興味のある方は調べてみてください。
当院では、山正製「長安NEO灸」を100個単位でお分けしています。
産科婦人科系で有名なツボは、『三陰交』や『血海』、『関元』、『石門』などでしょうか。
また、『逆子の灸』で有名なツボは『至陰』です。
ほかにもたくさんありますが、紹介しきれないので代表的なツボを掲載しました。
婦人雑誌やWEBなどでも定期的に特集が組まれたり、記事が掲載されたりするので、ツボ(経穴)に詳しい方は多くいらっしゃいますね。とても嬉しく思います。

一箱600個入り、税込送料別


四箱(2,400個)だと送料込み



せんねん灸ホームページ
http://www.sennenq.co.jp/top.html









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