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朔旦冬至(さくたんとうじ) [二十四節気&雑節(ざっせつ)]

本日(2014年12月22日)は、冬至ですね。
タイトルについている朔旦(さくたん)とは、『新月の日の朝』と言う意味です。
朔は『新月』をあらわしていて、朔日は太陰太陽暦で月の初め一日(ついたち)になります。
旦は朝と言う意味で、転じて一日(いちにち)という意味も含まれます。
ちなみに『元旦』は、『一月一日の朝』と言う意味です。
今年の冬至は朔旦冬至ですが、冬至に新月が重なるのは、19年に一度だそうです。
ただし、次回の朔旦冬至の時期を調べると、38年後の2052年のようですよ。

さて、東洋思想を学ぶ者は、冬至の日に翌年の一年間の運勢を占います。
これを『年噬(ねんぜい)』と言います。
中噬法という方法で、立筮(りつぜい)します。
立噬は筮竹を使って、易の神様に問う占いです。
易占(えきせん)では時間の経過が重要な要素になっています。ここはとても大切な要素だと思います。
年噬では、最初の爻(こう)が2・3月、下から二爻目が4・5月、下から三爻目が6・7月、四爻目が8・9月、五爻目が10・11月、一番上の爻が12月・翌年1月を表しています。

昨年の冬至に私が立てた卦は、『雷火豊』の不変化でした。
おかげさまで、今年は実りある一年となっています。どうもありがとうございます。
これからも一層精進して、鍼灸治療、積聚治療、東洋思想を学んでまいります。

中筮法では、乾(けん)と坤(こん)の卦はそれぞれ変卦しますが、それ以外の兌(だ)や離(り)、震(しん)、巽(そん)、坎(かん)、艮(ごん)は変卦しません。
乾(けん)は坤(こん)へ、坤は乾へそれぞれ変卦します。

来年は、どうなることでしょう。








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